
著者: 瀬尾 まいこ / 出版社: 水鈴社 / 132mm×188mm / P208 / ソフトカバー
「私は書店さんが大好きなんです!」
書店員さんは本を読者の方に届けてくれる大事な人というだけでなく、どうすれば本が売れるだろうとあれこれ考えてくださり、いつもどこかうきうきしている魅力的な人が多くて、お会いするとうれしくなります。そして、私が本を作るうえでの仲間だと勝手に思っています。
できるだけたくさんの書店さんに行きたい。私が元気をもらうだけでなく、書店員さんに少しでも恩返しをすることができないか。そんな思いでこの本を書きました。
書店員さんと読者の方々が笑ってくださったら、こんなに嬉しいことはありません。
瀬尾まいこ
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本屋大賞受賞後、たくさんの書店まわりをして、多くの書店員さんたちに出会った瀬尾さんは気付きます。「こんなに魅力的で楽しい場所があったのか」と。
そんな書店さんとの思わず笑ってしまうエピソードの数々と、水鈴社創立第1作である『夜明けのすべて』が映画化された際の、出演者や監督との交流などの様々な思い出を、瀬尾さんらしい軽妙なエッセイにまとめました。
瀬尾まいこさんの書店と書店員の方々への溢れる愛とユーモアが凝縮された、ほっこり温かく、思わず笑みがこぼれる一冊です!
「どんなときでも書店にどうぞ。」
なお、この作品の著者印税と収益は、書店文化振興のために活用されます。