SOLD OUT
著者: 新居 格 / 編集: 荻原 魚雷 / 出版社: 虹霓社 / 130mm×176mm / P246 / ソフトカバー
戦後初の杉並区長として知られる新居格
随筆家としての名文を荻原魚雷が厳選
戦後初の杉並区長として知られる新居格(にい いたる)。著作リストが作れないほど多くの随筆や評論、批評を遺したものの、代表作と呼ばれるような作品もなく、新刊で読める本は少ない。
アナキストを自称し、議論を嫌い、知識人や文化人と呼ばれることを恥じ、戦時中も市井の人々や日々の生活を大切に生きた新居。そんな新居と同じく、散歩と読書をこよなく愛する高円寺の文筆家・荻原魚雷が、時に弱音や愚痴をこぼす彼の随筆を厳選、今の時代に蘇らせる。42の随筆と1つの詩を収めた随筆集。