著者: 青木 真兵 、 青木 海青子 / 出版社: エイチアンドエスカンパニー / 120mm×170mm / P224 / ソフトカバー
「日常を取り戻したいのだけれど、そもそも僕らの「日常」とはどんなものだったのだろう。」
奈良県東吉野村。人口一七〇〇人の村の山あいに佇む一軒家、人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」。自宅を開放して図書館を運営する夫婦が、仕事に、生活に、山村と街を、あるいは彼岸と此岸を往復しながら綴った日記に、エッセイや草稿「研究ノオト」を収録した、日記帳第二弾。新型コロナウイルスに翻弄されたり、「男はつらいよ」を一気見したり、福祉のしごとやオンライン対談からも気づきを得た、二〇二〇年の記録。